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川島 寿人; 都筑 和泰; 谷 孝志; 佐藤 正泰; 鈴木 貞明; 木村 晴行
プラズマ・核融合学会誌, 78(9), p.935 - 940, 2002/09
JFT-2Mにおいて高空間時間分解能を持つ2次元赤外線カメラ(IRTV)システムを開発した。目的は、フェライト鋼板(FP)による高速イオンのリップル損失低減効果を評価することにある。IRTV本体は、時間分解能1/60秒,測定可能温度範囲0-500を有す。検出部分には、3~5mの赤外線に感度を持つPtSi素子が256256個並べられている。第一壁を見込むための光学系構成を簡素化(レンズ,反射鏡,サファイア真空窓各1枚)し、カメラ位置から壁までの距離を3.5mまで短くして高空間分解能約3mmを得た。これを用いて、NBIが熱中,リップル補足損失イオンによる局所的温度上昇を観測することができ、FP装着前には、温度の最高上昇分Tsが約75に達した。FP装着後、Tsは明らかに減少し、リップル低減の最適条件では温度上昇がほぼ零になってFPの高速イオン損失低減効果を明らかにできた。
山内 俊彦
環境科学会誌, 14(6), p.567 - 575, 2001/12
ダイオキシンの赤外レーザーによる分解には、熱分解及び多光子解離がある。熱分解及び多光子解離では、入射波長の選択、つまり吸収係数の大きい波長にレーザーを合わせることが重要である。低パワー赤外レーザー光による分解では、ダイオキシンの直接吸収による熱分解が重要な役割を果たし、そのほかに大気中の水分子によるレーザー吸収と、それに伴う分解アシストのモデルを考案した。
川島 寿人; 都筑 和泰; 谷 孝志; 佐藤 正泰; 木村 晴行; JFT-2Mグループ
Review of Scientific Instruments, 72(1), P. 919, 2001/01
高速イオン損失の原因となるトロイダル磁場リップルを低減するため、JFT-2Mにフェライト鋼板(FB)を設置した。FBの効果を評価するため、高空間時間分解能を持つ2次元赤外線カメラ(IRTV)システムを開発した。IRTV本体は、時間分解能1/60秒、測定可能温度範囲0-500を有す。検出部分には、3~5mの赤外線に感度を持つPtSi素子が256256個並べられている。第一壁を見込むための光学系構成を簡素化(レンズ、反射鏡、サファイア真空窓各1枚)し、カメラ位置から壁までの距離を3.5mまで短くして高空間分解能約3mmを得た。これを用いて、NBI加熱中、リップル捕捉損失イオンによる局所的温度上昇を観測することができ、FB装着前には、最高上昇温度Tが約75まで達した。FB装着後、Tは明らかに減少し、最適条件では温度上昇がほぼ零になってFBの高速イオン損失低減効果を明らかにできた。
川島 寿人; 佐藤 正泰; 都筑 和泰; 三浦 幸俊; 木村 晴行; 谷 孝志; 井戸 毅; 伊世井 宣明; 小川 俊英; 上原 和也; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 76(6), p.585 - 592, 2000/06
JFT-2Mではフェライト鋼板(FB)をトロイダルコイルと真空容器の間に設置し、リップル低減化試験を実施している。磁場構造の計算及び磁気プローブ計測から、FB装着でリップル率が2.2%から1.1%に減少したことが実証された。高速イオンの損失を評価するため赤外線カメラで第一壁の温度を測定した。FB装着後、リップル捕捉損失領域の温度上昇は75から50に減少した。温度変化を熱負荷に換算すると、リップル捕捉損失パワーが半減したことがわかった。さらにプラズマ電流、トロイダル磁場、プラズマ位置を変化させ、リップル捕捉損失の安全係数、リップル率の依存性を調べ理論と矛盾しない結果を得た。そのほか、閉じ込めへの影響として、FB装着後Hモード中のトロイダル方向プラズマ回転が周辺で約2倍に速くなるなど良好な結果がもたらされた。
前野 勝樹; 仙石 盛夫; 中村 博雄; 山本 新; 関 昌弘; 河村 洋
Japanese Journal of Applied Physics, 20(12), p.L773 - L775, 1982/00
TiCをコーティングしたMo材をリミタとして用いることによって、中性粒子を入射した高温プラズマに対するそれの耐熱性を調べる。リミタの表面温度を赤外線カメラを用いて測定し、温度上昇分の時間変化から熱流束密度を求める。プラズマの定常および破壊の位相における熱負荷は、本実験においてはそれぞれ1~4kW/cm、25msecおよび50kW/cmのオーダ、100~600secであり、本材料はこの熱負荷に十分耐えることを明らかにする。今後、多数の放電に対する信頼性を明らかにし、将来の大型トカマクの第一壁になりうるかを検証する必要のあることを提言する。
前野 勝樹; 伊尾木 公裕*; 出海 滋*; 狐崎 晶雄; 永見 正幸; 嶋田 道也; 横溝 英明; 吉田 英俊
Nuclear Fusion, 21(11), p.1474 - 1477, 1981/00
被引用回数:5 パーセンタイル:40.43(Physics, Fluids & Plasmas)ダイバータ・プレートの表面温度を赤外線カメラを用いて測定した。赤外線カメラの時間および空間分解能は、それぞれ30msecおよび直径2.7mmである。平均電子密度1.510cm、プラズマ電流360kAのとき、ダイバータ・プレート表面の最大温度上昇は約120Cであり、熱流束密度の最大値は約250Wcmである。ダイバータ・プレートの温度上昇は、主プラズマの電子密度の増大にしたがって減少する。ダイバータ・プレートの熱負荷の軽減は、ダイバータ領域の放射損失の増大によって可能である。
前野 勝樹; 河村 洋; 五明 由夫*; 藤沢 登; 鈴木 紀男; 木島 滋; 山本 巧; 平山 俊雄; 嶋田 道也; 上原 和也
Japanese Journal of Applied Physics, 18(8), p.1549 - 1555, 1979/08
被引用回数:6リミタの表面温度を赤外線テレビカメラを用いて測定した。放電中における温度上昇は、ne=1.310cmのとき約300Cであった。温度上昇から1次元モデルで熱流束を求めた。熱流束は、X線との相関から、加速された電子によるものであると考えられる。熱流束はネガティブスパイクの直前で急激に上昇する。増大された熱流束は通常放電におけるそれより約1桁大きい。
五明 由夫*; 藤沢 登; 前野 勝樹
Journal of Nuclear Materials, 85&86, p.967 - 971, 1979/00
被引用回数:7JFT-2トカマクで用いられたモリブデンリミターの表面特性を、赤外線カメラ,オージェ電子分析器,走査型電子顕微鏡を用いて観察した。放電中のリミター表面最高温度は550Cであり、リミター全体の温度上昇によるモリブデン蒸発は、無視可能な量である。プラズマにさらされたリミター表面は均一に侵食されており、イオンスパッタリングによるものと考えられる。安定な放電のみにさらされたリミター表面において、0.5~20m直径のアークスポットが観察された。アークスポットへの電流値は1-40Aと評価されるため、アーク回路はスポットのごく近傍で形成されていると考えられる。
鈴木 隆太; 渡辺 直樹; 箕内 洋之; 丸山 創; 綿引 政俊
no journal, ,
放射性固体廃棄物は、処理施設で焼却等の処理が行われるまでの間、長期にわたり安全に保管管理をする必要がある。そのため、プルトニウム燃料技術開発センターでは、定期的に放射性固体廃棄物容器の外観点検を実施している。しかし、外観点検は目視によるものであるため、得られる情報は限られている。そこで、容器外面から視認できない放射性固体廃棄物容器内面の腐食を非破壊検査で検知する方法として、赤外線カメラを使用した検査手法に着目した。放射性固体廃棄物容器内面に対しても適用が可能であるか確認するため、腐食を生じさせた模擬容器について、赤外線カメラによる測定試験を実施し、測定結果の取りまとめ及び評価を行った。